当店は分かりやすく言うとインテリア工事店。
正式な名称は、内装仕上工事業といいます。
内装といっても主に壁や窓周りの仕上げの部分がうちのお仕事。足元の床の仕上げもそう。 カーペット・コルク・フローリング・ビニル系(クッションフロアなど)・畳・木質系(フローリング)などなど。
当店で圧倒的に扱いが多いのはのカーペット。その次がビニル系、コルクでしょうか。ここでは、1番扱いが多いカーペット、ビニル系を中心にした床材の選び方と、とメンテナンスのご紹介。
カーペットにはさまざまな素材が使われていますね。
敷く場所によって、また使い方によっても、どんな素材のカーペットを選んだらいいか変わってくるでしょうね。
織りカーペットになりますが、2色から5色のパイル糸から織り上げている、というカーペットもあります。こちらは上質の高級品、ウィルトンカーペットのページで紹介しています。
パイル密度が細かく、耐久性がある高級なカーペットです。
パイルの打ち込みが詰んでいますので、担ぐとずっしりと重いですよ。
私たちのお住まいのカーペットに1番使われているタイプ。タフテッドカーペットという種類で、布にパイル糸を刺繍のように植えつけていく方法で作られたカーペットです。求めやすい価格になっていますし、ほとんどがこのタイプといっていいでしょうか。
タフテッドカーペットのページで紹介。
その他には、同じくパイル密度が細かくしっかりした耐久性のあるアキスミンスターカーペットこちらも高級品です。このタイプは多色使いができ多彩かつ豊富な色柄が持ち味です。
色柄ともとても豪華さがあるので、住宅用というよりホテルなどの宴会場などに使用されることが多いですね。
アキスミンスターカーペットは業務用カーペットのページで。
主にオフィス・会議室・福祉施設・公共施設などの床材に使われます。
素材は耐久性のあるBCFナイロンやポリプロピレン、(1部ウール)お手ごろなGA100から、グレードの高いグラフィックタイルまで種類も豊富です。おしゃれな先端をいくショップのような店舗の床にもオススメ。
東リには住宅用のタイルカーペットが豊富、 防音も兼ねフローリングの上に置き敷きには最適で、ペットタ対応の床材、⊿LL4・LL3(床衝撃音の低減性能)レベル揃っていますので防音対策にもいかがでしょうか。素材は、耐久性のあるBCFナイロンやポリプロピレン。
詳しくはオフィス・店舗向きのページをご覧ください。
住宅用タイルカーペットのページもご覧くださいね。
あとは、パイル糸がない布織り布のカーペットで、薄くて弾力性も少ないニードルパンチカーペットと
いうものがあります。これはとてもお安いし、切ったり貼ったりが楽なのでご自分でちょっとした日曜大工的な感覚で扱えます。
天然素材では筆頭に上げられるのはやはりウールでしょうか。自然にやさしいカーペットといわれ、使われる羊毛の原産地はニュージーランド、中央アジア、中国やイギリスなどで、太くて硬い丈夫な毛が特徴です。
その毛は撥水性があり冬は暖かく、夏は涼しくという空気の調節作用があり、空気中の湿度が高い時は湿気を吸い、乾燥してくると水分を吐き出すという調湿機能も備えているのです。
基本的には人と同じく表面は水をはじく性質があるので、ジュースなどををこぼしてもしみ込みにくい。水性の汚れも付きにくく取れやすいですね。自然素材であるが故、お手入れが悪いとカビ・ダニに悩まされますよ。
最近、ダニを寄せ付けない忌避効果のある防ダニ加工やフッ素樹脂の防汚加工がされているカーペットが
見直されている一つではないでしょうか。やはりカーペットの柔らかさ、暖かさは捨てがたいものがあります。
ウールにもウールマークが付く新毛を使ったものの他にも再利用した毛を使ったものもあります。もちろん新毛を使った方が高いですよ。
化学繊維ではナイロンが1番多いでしょうね。耐久性に優れ耐磨耗性も持ち合わせ、汚れに強い特徴は多くの人が行き交うホテル、公共施設やオフィスなどに最適です。カビ・薬品にも強いですね。
特に はパイルの表面にフッ素樹脂で防汚加工をしているので、弾力性があり、掃除が簡単、他の素材より硬いのですが、持ちがよいという利点があります。それに長い1本の糸になった合成繊維なので遊び毛は出ないです。
羊毛に近い素材のアクリルはやわらかく暖かい風合いを持っていますが、毛羽立ちやすく耐久性があまりなく弾力性も早くなくなります。熱や日光に強く乾きが早いのがポリエステル素材、軽くて強いポリプロピレン、お値段もリーズナブル。
カーペットも素材によって場所を選びますね。特性もある程度知っておくと選ぶヒントになるでしょうか。
毛、パイルといいますがその種類にもとループパイルがあります。
違いをいいますと、カーペットの表面の毛の頭がカットされているタイプをカットパイル、
ワッカになってループ状になっているタイプをループパイルといいます。字の通りなんですが・・・
ループパイル カットパイル カット&ループパイル |
カットパイルはふわっとして柔らか、歩行量の少ない寝室などに向いているかも。
弾力があり復元性があるループパイルはリビング廊下などにどうでしょうか。
中には「パイル:カット&ループ」となっているタイプもあり、カットとループパイルの組み合わせタイプです。このカット&ループのカーペットは組み合わせ方により、立体感のある個性的な雰囲気があります。
「ハイローループパイル」というタイプも短いループと長いループの組み合わせにより、
立体感にあるカーペットに仕上がっています。
通常は、フローリングの上に置き敷きする場合が多いですね。
お部屋のサイズに合わせてカットもありですし、
ラグのように部分的に置くカーペットも人気があります。
また、動かないよう固定する場合には、周りに打った釘に引っ掛けるフェルトグリッパーもオススメ。
床の下地に全面接着する方法もありますね。
カーペットについて詳しくはカーペットのページをご覧ください
自然素材のコルクは、資源を絶やさないということもあり環境にも優しく、断熱効果・遮音効果もあり、程よい歩行感で注目されています。
コルクタイル:約30cm角のタイル状でフロアーに接着剤で敷き詰めて貼る。
コルクロックシステム:接着剤を使わない置き敷きタイプ。
詳しくはコルクのページをご覧ください。
店舗・オフィス・クリニック・福祉施設・公共施設・学校・美容院など、さまざまな商業施設で使われるビニル系の床材。施工方法は、主に接着剤を使った工法です。
ロール状の床シートと、タイル状の床タイルの2種類。それぞれ色柄・サイズも豊富です。
クッションフロアも床シートの中の1つで、クッション性がありキッチンやトイレ洗面所など水周りの床材に使われることが多いですね。詳しくはクッションフロアのページをご覧ください。
多くの人が集まる場所には、安全でしかも優れた耐久性が求められますね。
詳しくはオフィス・店舗向きのページをご覧ください。
家全体の換気気を付ける。
普段のお手入れでできるだけ長く使っていただきたいですね。
せっかく気に入って買ったカーペット、普段のお手入れで1番は換気と掃除。 湿気がこもらない様、時々は風を通したりして換気に気を付けたいもの。
カーペットの汚れは、浮遊しているホコリによルものが多い。
フケ・髪の毛・食べかすを取り除くことで、ダニの発生も防げますね。
マメに掃除機をかけることが大切ですね。
ポイントはカーペットの毛並みと逆の方向にかけること。 毛を起こすように、毛足の根元まで届くようにね。
絡み付いた毛、糸くず、ペットの毛なんか取れにくい。
そんな場合はコロコロの出番。
よく取れます♪
汚れ落としやシミ抜きは、時間が経つと取れにくくなりますので、すぐに汚れが拡がらないように注意して拭き取ってください。
汚れの原因に応じたシミ取り剤や洗剤を使用することが大切で、たたくようにして拭き取ります。
また、モノによっては不可能な場合もあります。
殺虫剤や害虫駆除材や、家具の脚ゴムやゴムマットなどのゴム製品でカーペットが変色することもあります。
色落ちなどしないことを確かめてから始めてください。
汚れを取った後は、毛並みを揃えてよく乾かしてください。
硬く絞ったタオルで拭く。
水またはぬるま湯を布か綿棒に含ませ軽くたたく。ぬるま湯で落ちない時は中性洗剤を使う。
お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭きとってください。もし、跡が残っていたら、アルコールで軽く拭いてください。
紙でとり、酢で拭いてください。色が残ったらオキシドールで拭いてください
ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。古いシミはオキシドールで漂白してください。
お湯を含ませた布で拭いてください。その後、洗剤液で拭いてください。
まだ残るようならアルコールで、拭いてください。
アルコールでこすり取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。
石鹸水で拭いてください
ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取り、その後ぬるま湯で拭いてください。
漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、べとべとしたものを吸い取らせてください。
乾いてから掃除機の隙間ノズルで吸引してください。漂白剤は殺菌作用があり臭気も消えます。
よく乾かして指先で落としてから掃除機で吸い取り、ブラッシングしてください。
その後、洗剤を入れたぬるま湯を含ませた布でたたき落としてから水で拭いてください。
詳しくは取り扱いのあるメーカーのHPをご覧ください。
⇒東リのHP お手入れのページへ
⇒堀田カーペット カーペットメンテナンス(特にウールのメンテが詳しく記載しています。)
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